後払いドットコムの評判と考察

後払いドットコムは、保証付きコンビニ支払いを行っている会社です。運営会社は株式会社キャッチボールという会社で、独立系のベンチャー企業でしたが、2013年6月に株式会社スクロール360と資本提携を行いました。

保証付き後払いの決済の業界の中ではNP後払いにシェアを奪われていますが、NP後払いにはない”リアルタイム与信”が実現できるメリットがあります。

本日は元決済代行会社出身の筆者が後払いドットコムについて、他の評判サイトには決して書いていない、業界人にしかわからない評判と考察を解説します。

後払いドットコムの由来・歴史

後払いドットコムはNP後払いに続く、保証付き後払い決済の老舗です。ホームページによると、最新の利用店舗数は18000店舗になります。

もともとはベンチャーからスタートした会社でしたが、後払いの決済ビジネスには貸し倒れのリスクが伴いますので、財務状況が問われます。そのため一般的な大手企業からは取引しにくい事実がありました。

しかし、2013年6月に東証一部のスクロールの子会社のスクロール360と資本提携を結んだために、財務諸表が安定し、取引する会社も増えてきました。

※スクロール360はイーコマースに関するフルフィルメントを提供する企業です。

後払いドットコムの特徴

サービスの特徴としては、後払い保証付きの後払いサービスを企業が利用しようとしても、いわゆるグレーなお客さんを多くかかえる商材の企業は、審査が通らない場合があります。

具体的にあげれば、カラーコンタクトを扱う事業者さんなどは10代や20代前半などの若いユーザーが圧倒的に多く、若いユーザーが多いと支払率が悪いため、審査が通らないことがあるのです。

しかし、そういった審査の通りずらい商材も後払いドットコムは、業界の中では積極的に受け入れてきました。後払いドットコム社内の中のことはわかりませんが、ひょっとしたら独自の与信のノウハウがあるため、リスクある商材にも対応てきたかもしれません。

また、後払いドットコムの大きな特徴は「リアルタイム与信」に対応していることです。業界NO’1のNP後払いも対応していません。後払いドットコムを採用した店舗にとっても、本来与信が通らないお客様に

店舗スタッフ「後払いではお受けできません、他の決済方式を選んでください」

と決済後に通知しなくてよいので、ワークフローが簡素化されます。

後払いドットコムの運営会社の株式会社キャッチボールの雰囲気は?

経営陣には、スクロール360の社員が出向いてますが、社員は昔からのメンバーが残っており、ベンチャー気質で、アットホームな雰囲気を残しています。

後払いドットコムのサポート体制は?

もともとはリアルタイム与信に対応していなかったため、入金の案内作業(督促的な)をコールセンターで力を入れていたので、リアルタイム与信に対応した現在でも、サポート体制は比較的しっかりしています。

後払いドットコムの手数料は?

業界大手のNP後払いを意識しており、NP後払いをライバル視していますから、手数料はNPより安く設定されています。

スクロールの資本が入る前は、業界にはNP後払いのしかないイメージでしたが、今は財務諸表においても、見劣りはないですから、リアルタイム与信でやすい手数料の後払いドットコムも魅力的です。

後払いドットコムのシステムは?

リアルタイム与信に対応している後払いドットコムは、NP後払いのシステムよりも柔軟なシステムです。また企業の意識として、NP後払いにできないことを実現しようという意識が高いです。

しかし、NP後払いがシェアをとったため、NP後払いの方が、対応しているECシステムは多いのが現実です。

後払いドットコムのライバル会社は?

NP後払いとGMOペイメントサービス(GMO後払い)です。この3社の中では、最近(2016年)は、GMOペイメントサービスが新規を多くとっているようです。

後払いドットコムが向いている会社は?

リアルタイム与信が必須である、会社に向いています。導入すればコンビニ支払の後払いも、クレジットカードの同じフローが実現できるので、ECサイトを行っている会社にはバックエンド作業を簡素化できます。

後払いドットコムのパートナー戦略は?

OEMで提供している決済会社や、ECのシステム会社には積極的に営業を展開していますが、それらの多くは、すでにNP後払いが導入済みのため、急速にシェアをあげることができない印象です。

後払いドットコムのまとめ

保証付きの後払いの決済収納代行会社は、貸し倒れのリスクがあるので、企業の財務諸表が問われますが、スクロール社の資本が入って、財務諸表も強くなりました。またリアルタイム与信ができるなど、システム面の強化もしています。

しかし、決済代行会社の入れ替えは、なかなかありませんから、すでに多くの事業者にライバルのNP後払いにシェアを取られており、またGMO後払いも大きく伸ばしているので、今後急激にシェアを伸ばしずらいだろうというのが、筆者の印象です。

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