ヤマトフィナンシャルの評判と考察

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ヤマトフィナンシャルは、ヤマトホールディングスの会社の1つで決済収納代行を行っており、同じホールディングスには、ヤマトクレジットファイナンスという会社もありますが、ヤマトクレジットファイナンスはコンビニ後払いつきの保証サービスで決済収納代行とは異なります。

ヤマトフィナンシャルは、ヤマトホールディングスの強みを活かして、中小の地方の会社に強く、同グループのショッピングカードASPのe-ネコショップを導入している企業の決済代行をメインにおこなっています。

本日は元決済代行会社出身の筆者がヤマトフィナンシャルについて、他の評判サイトには決して書いていない、業界人にしかわからない評判と考察を解説します。

ヤマトフィナンシャルの由来・歴史

ヤマトフィナンシャルは、決済代行会社としては後発です。ヤマトフィナンシャルのメインの顧客は、地方にある土地の特産物の通販です。それには理由があります。

地方の名産の企業は、ECサイトを作って全国に販路を広げたくても、ノウハウがありません。しかし、ヤマトのドライバーは、毎日顔をあわせています。そしてヤマトにはグループ会社の「e-ネコショップ」(ヤマトシステム開発)というショッピングカードのASPがあり、そのASPの宣伝を行ってくれるのです。

ですから、そのe-ネコショップのクレジットカード決済にヤマトファイナンシャルの決済が包括契約されているために、地方の企業に強いのが最大の特徴です。また、ec-cubeにも決済プラグインを提供しています。

しかし、逆に大手の企業では、ヤマトフィナンシャルを決済代行会社として使っているところは、聞いたことがありません。

ヤマトフィナンシャルの特徴

先にも述べた通り、ヤマトフィナンシャルは地方の小さいイーコマースの会社に加盟店が多い決済代行会社です。

ヤマトフィナンシャルの特徴は、グループが配送に圧倒的に強いため、地方ではヤマト運輸の配送を使っている企業がほとんどです。ヤマトフィナンシャルを使うメリットは”現金代引き”のお金をとりまとめてくれることです。

普通の決済収納代行会社は、物流を持っていないため、企業が”現金代引き”を行う際は、「配送」と「代引き」の複数の企業と契約する必要があります。しかし、ヤマトフィナンシャルでは「配送」と「代引き」を一本化できるというメリットがあるのです。

またクール便はヤマト運輸だけのサービスです。生鮮食品を扱っている会社にとっては、配送と代引きをまとめてくれるのは大きなメリットです。

ヤマトフィナンシャルの雰囲気は?

巨大ホールディングスのグループだけあり、人がたくさんいます。また地方の小さい企業がメインのため、そういったユーザーはどうしてもITリテラシーが低くい傾向が高いため手間もかかりますから、人的リソースは多大に必要になります。

また、ヤマトフィナンシャルはヤマトホールディングスのグループ意向を強く受けるため、ヤマトフィナンシャルのが自分自身で、決済業界の中でTOPを狙っていくという動きがとりずらい環境です。

ヤマトフィナンシャルの社内ですが、プロパーの社員もいれば、ホールディングスからの出向社員も数多くいます。

ヤマトフィナンシャルのサポート体制は?

人がとにかく多くいますので、担当とは連絡がつきやすい点は、サポート体制としては魅力です。

ヤマトフィナンシャルの手数料は?

月額の固定費や、トランザクションによる課金はないのでシンプルでわかりやすい課金方法は嬉しいのですが、手数料が高いため、大手の事業者には向いていない決済システムです。

ヤマトフィナンシャルのシステムは?

大手の小売りで使用している会社がないこともあり、決済会社の他社に比べて”イケてるシステム”という印象はありませんが、反面、ec-cubeなどの小規模ショッピングカートに組み込まれていることが多く、特にヤマトフィナンシャルの決済システムを使っていて、ユーザーが違和感を感じることもないです。

ヤマトフィナンシャルのライバル会社は?

これは人によって見解が違い難しいところですが、一応ヤマトフィナンシャルは決済会社最大手のGMOペイメントゲートウェイ(以下、GMO-PGと表記)をライバルとして見ているでしょう。

そしてGMO-PGも物流を持っていないことや、代引きの包括もできるヤマトフィナンシャルを気になっているというところが本当のところでしょう。

しかし、ヤマトフィナンシャルは結局のところ、ホールディングスの意向を受けることが多く、決済会社業界でトップをとるような動きをしていません。

ヤマトフィナンシャルの決済が向いている会社は?

ヤマト運輸と契約をしていて、e-ネコショップやヤマトフィナンシャルの決済システムがすでに組み込まれているカートを使う会社は、現金代引きを包括契約で行えるメリットがあるので向いているでしょう。

複数社と契約するのは手間も増えるので、1社にまとめるメリットは大きいです。

ヤマトフィナンシャルのパートナー戦略は?

パートナー戦略はショッピングカートASP各社と連携しています。

ECパッケージの大手の「ecbeing」などとは連携していません。唯一パッケージでは「えびすマート」と連携しているようです。

ヤマトフィナンシャルのまとめ

本日はヤマトフィナンシャルについて解説いたしました。

端的にまとめると、ヤマトフィナンシャルは、地方の名産の企業などには、現金代引きと物流を包括契約できるので、メリットが大きいですが、一方、手数料が高いので、決済処理のトランザクションの多い大手には向いていません。

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