決済代行会社ZEUS(ゼウス)の評判と考察

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決済収納代行会社のゼウスは、日本のカード会社が受けてくれない業界に対して強みのある会社です。なぜならゼウスと提携している会社は、日本のカード会社ではなく、海外のカード会社ですから、日本のカード会社では審査でNGの会社も引き受けてくれる決済会社でした。

”でした”というのは、現在はゼウスはSBIホールディングスの子会社なので、方向転換をしており、今はSBIホールディングスの方針にのっとた決済会社を目指している。

本日は元決済代行会社出身の筆者が株式会社ゼウスについて、他の評判サイトには決して書いていない、業界人にしかわからない評判と考察を解説します。

ゼウスの由来・歴史

冒頭で述べたとおり、ゼウスは海外のカード会社と提携した背景があり、他の決済会社で審査がとおらなかった分野に強みがあります。具体的言うと”アダルトな分野”や”日本ではなじみのないビジネスモデル”です。その背景には決済代行会社ゼロ(現在の株式会社AXES Payment)と一緒になった会社で、ゼロはそういった分野に強みのある決済代行会社の一つですから、合併することで強みがありました。

日本のカード会社が規制している分野は、海外ではNGではないことも多いです。そういった分野の決済代行を行い成長した会社です。もちろんこれは法的にNGなことではありません。

現在はSBIホールディングスに再編され、日本のカード会社の規制している分野などは、同じグループ会社の株式会社AXES Payment(旧:株式会社ゼロ)に移行され、整理整頓されました。この辺はSBIホールディングスになった影響です。

ゼウスの特徴は?

先ほど解説したように、ゼウスは日本のカード会社の審査が通らないマニアックな分野の決済が得意です。日本のカード会社は、日本の銀行がバックにいるため基本は保守的です。ですから新しいビジネスモデルに、すぐには対応できないのです。

例えば、クラウドファインディングやCtoCの決済。数年前「手抜きのおせち料理」で話題になったグルーポンのような新しいビジネスモデルの決済はいきなりは受け入れることはできないのです。

しかしこれらのビジネスモデルは海外では、先行しているビジネスモデルであり、海外のカード会社の審査は通ります。そこで海外のカード会社と提携しているゼウスは、この手の日本のカード会社の審査が通らない会社を得意としているのです。

また、他の決済代行会社は銀行の影響を受けることが大きいのですが、ゼウスは銀行の影響を受けていなかったので、他の決済代行会社が嫌がる案件も受け入れることができたのです。

大手事例についてですが、大手の小売り業からはゼウスは選ばれていません。その理由は手数料です。大手の小売りとなると、手数料がより重視されますが、GMO-PGのような大手には手数料ではかないません。だから大手の小売りにはゼウスは導入されていないのです。

だからゼウスは、手数料は大手にはかなわないものの、融通が利く決済代行会社という印象です。現在は他の大手に対抗するべくSBIホールディングスグループの方針で動いております。

ゼウスの社内雰囲気は?

社員は真面目な人が多いです。しかしビジネスモデルが、”競合他社が受けない決済を担当”しているため大手企業からは決済代行会社に選ばれずらい背景があったため(現在はSBIホールディングスとしてがんばっているようです)そこにはキャリア的な限界があり、辞めていく社員もいるようでした。

ゼウスのサポート体制は?

私の経験だと、ゼウスのサポート体制の評判は大手顧客がいなかったため、私の耳には評判が入ってきませんでした。

提携先が海外のカード会社なので、日本のゼウス社員で回答できる範囲はしていると思いますが、絶対的なジャッジができるのは海外のカード会社自身になりますので、その辺はジャッジ先が海外にあるデメリットがあると思います。

ゼウスの料金は?

大手にとってはゼウスは高い手数料と感じるはずですが、中小企業だと、他の決済代行会社とかわりがありません。しかしゼウスの強みは、融通がきくところですから、他の決済代行会社で審査がとおらない案件もゼウスではとおります。

ですからゼウスは手数料金額に強みはありませんが、融通が利く会社なのです。

ゼウスのライバル企業は?

海外のJ-Payment(現:Cloud Payment)がもともとはライバル会社でしたが、現在はSBIホールディングスの資本が入り、方針がかわろうとしています。ですからGMO-PG等の大手がライバル会社として意識していると思います。

ゼウスの決済が向いている会社は?

大手の決済代行会社では取り扱うことのできない案件は、ゼウスは実績が豊富です。日本のカード会社は銀行の子会社のため保守的ですが、ゼウスの提携カード会社は海外ですから、融通がききます。

大手に断られた会社も、ゼウスに決済代行を申し込んでみると良いでしょう。

ゼウスのパートナー戦略は?

パートナーとの提携には力を入れています。例えばASPのECシステムで定期販売でナンバー1の「タマゴリピート」はゼウスがメインの決済代行会社ですし、大手のEC事業者が使うECパッケージ会社との提携はまだまだですが、中小の事業者が使うECシステムのASPには、ゼウスとのパートナーシップが入っているようです。

しかし、これはASPを使うEC事業者にとっては、審査が緩めのゼウスの方がありがたい話ですから、ゼウスがASPに浸透しているのは自然な事です。

ゼウスのまとめ

本日は決済代行会社のゼウスについて取り上げてみました。ゼウスは業界では6位~8位くらいのポジションの会社ですから決して小さい決済会社ではありません。手数料は高めですが、他の大手が取り扱うことができない決済も受けてくれます。

今後はSBIホールディングスの子会社として、大手決済代行会社と張り合っていく会社を目指していくでしょうが、大手小売りの実績がないため、ビジネスモデルをどのように転換していくは今後を見守ります。

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