業界ナンバー1のGMOペイメントゲートウェイの評判と考察

インターネット系の決済代行会社は1997年くらいに世にでてきました。そして「ベリトランス」と「GMOペイメントゲートウェイ」の2社がネットで決済代行業をスタートしたのが業界の起源です。

2007年頃からGMOペイメントゲートウェイが業界ナンバー1になり、そして現在も業界で圧倒的ナンバー1のポジションの決済代行会社です。

本日はGMOペイメントゲートウェイを解説しますが、他の評判サイトのようにGMOペイメントゲートウェイという会社を強みをポイントでまとめても、理解したとは言えません。ですから歴史を踏まえて、どうしてナンバー1なのか由来からしっかり解説していきます。

本日は元大手決済代行会社で営業部長を経験していた筆者が、このブログにしか掲載していない本物の情報を紹介いたします。

業界の中でのGMOペイメントゲートウェイの規模は?

加盟店数

GMOペイメントゲートウェイ(以下、GMP‐PGと表記)の加盟店数は60,000万社です。この加盟店数には、子会社のイプシオンの数字も入っています。小規模の顧客から、公共料金まで手掛ける決済業界の中ではナンバー1の規模です。

そして、2005年にマザーズに上場し、2008年に東証一部に上場しています。

売上や利益

2016年現在、売上は年商90億円で、利益が30億円です。ここから極めて利益率が高いことがわかります。余談ですが、決済代行会社というのはストックビジネスです。新しいお客さん(決済を導入してくれる)を1社増やしても、一気に売上が伸びるものでもありません。

しかし、細かいお客様を累積していくと、やがて大きな収益となり、しかも決済を一度導入すると、なかなか解約が発生しないビジネスです。話を戻しますがGMO-PGは地道な営業活動を積み上げて、年商90億まで積み上げてきたのです。

ですから会社の収益は極めて安定しているのです。

子会社のイプシオンとは?
GMO-PGから分社化した会社です。GMOが中堅以上の大手の顧客をターゲットにし、イプシオンが小規模の顧客をターゲットにしています。分社化した理由はGMO-PGのブランディング強化のためです。大手を狙っていくために「安いイメージ」を持たれたくないからです。そのためイプシオンが小規模の顧客を引き受けています。GMO-PGには多くの営業社員がいるのに対して、イプシオンは決済の導入は、WEBで自動申し込みになっています。

社員数

連結で309人です。そのうち営業社員が70名くらいで、サポートセンターにも相当な数の社員がいると思われます。ですから営業とサポートの構成比が高いと思われます。(もちろん相応のシステム担当の方もいらっしゃいます)

GMOペイメントゲートウェイの歴史や社長はどんな人?

業界ナンバー1になるまで

今でこそ、大手企業をターゲットにした会社ですが、もともとは小・中規模の企業を中心に決済の導入営業を行っていました。そのうちに「決済ノウハウ」と「システムノウハウ」を会社として蓄積し、大手企業の顧客の取り込みにシフトしていきました。

なぜなら、決済業界でシェアを獲得していくためには、小・中規模の顧客より、大手企業をターゲットにした方がはるかに売上に貢献するからです。その結果、もともと大手企業はベリトランスが強かったのですが、私の記憶だと2006年か2007年くらいでしょうか?ベリトランスを抜いてGMO-PGが取扱額ナンバー1になったのです。

社長はどんな人?

現在の社長の相浦さんは、明治大学のラグビー部出身で、IBMに入社しました。1998年にGMO-PGの取締役に就任し、2000年に社長になり、この社長がGMO-PGをここまで大きくした人なのです。

そしてGMO-PGの社風が体育会系なのは、この社長の影響によるところが強いでしょう。

決済代行会社としてのGMOペイメントゲートウェイの特徴は?

特徴は二つです。

①営業社員が多い

営業社員が60~70人もいます。営業社員の人数が多いと、その中には優秀な人もいるものなのです。これはGMO-PGだけではないですが、決済代行会社の営業というのは、導入する顧客からみれば一番重要な要素なのですが、いい担当者がつくかどうかは運です。

○○決済代行会社の社員はみんな優秀というのは、業界出身者としては寂しいところですが、聞いたことがありませんし、業界ナンバー1のGMO-PGも例外ではありません。ただし、営業社員が多いので必然的に優秀な人も他社より多いということにります。

②サポート体制

GMO-PGが一番定評があるのは、サポート体制やサポート力です。昔は正直GMO-PGのサポートは全然ダメでした。しかし、企業努力を重ねた結果、サポート力は間違いなく業界ナンバー1です。

なぜなら、サポートセンターにはノウハウが蓄積されており、あらゆるトラブルに対するトークスクリプトが用意されており、他社だと「この対応はシンドイな~」というような質問にもGMO-PGには即答できる体制が整っているからです。

③公共料金の決済

GMO-PGは公共料金の決済を積極的にやっています。具体的に言えば、国や地方公共団体、電力会社やガス会社などです。しかしなんで利益率が薄い公共料金に積極的なのでしょうか?それはブランディングです。やはり公共料金をやっているとなると企業としての信頼感は抜群です。

GMOペイメントゲートウェイはどういう企業への導入が向いているか?

以下の企業に向いています。

①決済手数料を抑えたい、売上規模の大きい中規模から大規模の会社
②人的サポートを手厚く受けたい会社
③スタートアップ企業や新規事業

初期と月額費用がかからない決済代行会社も多い中で、GMO-PGさんはしっかりと初期費用と月額費用を取ることが多い様です。
しかしその分、決済手数料は抑えられることが多いようですので、売上規模が大きく固定費ではなく手数料率を安く抑えたい企業や、固定費用を支払う事で人的なサポートをきちんと受ける事が出来るサービスを望んでいる企業が向いています。
また、スタートアップ企業や新規事業においての決済 にもGMO-PGはおすすめです。なぜなら新しい取り組みや事業に対してはカード会社や、コンビニの審査は厳しいため導入が難しいですが、GMO-PGにおいては担当営業がつき調整してくれるからです。

GMOペイメントゲートウェイの決済システムとは?

決済代行会社大手には、決済システムで差別化できる要素はありません。どの会社も「トークン型」、「モジュール型」「リンク型」に対応しております。

またセキュリティーの面でも「PCI DSS」はどの決済代行会社も取得済みです。ですから、決済代行会社の差別化要素は、価格と担当者とサポート力が大きな差別化要素になります。

当ブログの筆者は、決済代行会社の差別化要素はシステムにはないという立場をとっております。決済代行会社の決済システムについては、こちら記事をご覧ください。

決済代行会社の決済システムとは?

GMOペイメントゲートウェイの会社の雰囲気は?

GMOグループは、WEBの会社というだけあり、ゆるい雰囲気ですが、GMOペイメントゲートウェイは違います。体育会系です。営業はネクタイにスーツで、ごりごりの営業する会社です。

なぜなら、社長の影響だけではなく、毎年高い目標を株主にコミットしています。例えば2016年度は前年比プラス25%という高い目標をコミットしています。

なぜならイーコマース市場は、10%~15%伸びる市場といわれており、何もしなくても10%~15%は当たり前に伸びるので、そこに営業努力をくわえてプラス25%という高い目標を株主にコミットしているのです。

ですから、営業の予算達成はかなりハードであり、体育会系の雰囲気なのです。

GMOインターネットとGMOペイメントゲートウェイの関係は?

GMOインターネットの子会社がGMOペイメントゲートウェイです。広い意味で、同じインターネット業界に身を置く両社ですが、シナジー効果はほとんどないです。

というのも、GMO本体の営業先は、企業のマーケティング担当である一方で、GMOペイメントゲートウェイの営業先は、経理だったりと、営業先が異なるのです。

ですから、GMO本体と、GMOペイメントゲートウェイが一緒に営業しているという話は聞いたことがありません。

GMOペイメントゲートウェイのライバル会社は?

昔はベリトランス1社でしたが、今はそんな簡単ではありません。

例えばソフトバンクペイメントサービスは、加盟店数でいえば、GMOペイメントゲートウェイの相手ではありませんが、ソフトバンクペイメントはソフトバンクのキャリア決済などグループ内の売上が高いのです。

また旧スマートリンクのソニーペイメントサービスは、ソニーの株が入っており、家電系に強いです。このように昔は存在しなかったライバルが出現しているのです。

ですから、GMOペイメントゲートウェイ以外の全てがライバルと言えますが、あえて会社名を出すと、

・ベルトランス
・ソフトバンクペイメントサービス
・ソニーペイメントサービス
・ゼウス
・ペイジェント

あたりがライバル企業と言えるでしょう。

最後にGMOペイメントゲートウェイについてのまとめ

GMOペイメントゲートウェイのポイントをまとめると、

①業界ナンバー1であること
②営業社員が多い(優秀な人がそれだけ多い)
③サポート体制・サポート力が強い!

の3つです。他の評判サイトなどには、「どんなシステムにも対応している」などと書かれていますが、大手の決済代行会社はどこも、万全にシステムを整えていますから、これらの3つのポイントになります。

本日はGMOペイメントゲートウェイをとりまとめましたが、次回も大手の決済代行会社を中心に紹介してまいります。

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