スマホ決済

元業界人がSquare(スクエア)の評判と考察を徹底解説

スクエアの使っている写真

スクエア(Square)は外資企業です。元々はアメリカでサービス展開していたスマホ決済(モバイル決済)の会社で米国には400人以上の社員がいます。2013年に「三井住友フィナンシャルグループ(三井住友カード)」と提携し日本に進出しました。日本では古くからスマホ決済を行っている大手の一つで、世界で400万の事業主に使われております。

スクエアのスマホ決済の最大の特徴は、「翌日入金」で極めて入金タイミングが早く、しかも振込手数料がかからないことです。資金繰りが良くない個人事業者には大変ありがたいことです。また、番号入力のボタンがない分、端末のデザインはスタイリッシュになっており、まるでApple製品のようで、デザインを重視している店舗さんには最有力候補のスマホ決済端末となるでしょう。

資金繰りに余裕がない、飲食店などの個人事業主には、翌日振込ができる点や、その翌日振込に対応している口座が「三井住友銀行」や「みずほ銀行」などの日本の大手銀行である点は、他のスマホ決済会社より強みがあります。

また、Suicaなどの「電子マネー」やPayPayにも対応しており、コロナ禍以降の店舗スタッフの感染リスクを避けるための非接触対応決済も魅力のひとつです。

こういった点を含め、月次費用からスクエアを大手6社と比べながら、決済代行会社で15年働いた筆者が、詳しく解説いたします。

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「クレジットカード決済手数料1番安いのはどこ?」プロが徹底比較

実店舗を経営している方では、クレジットカードに非対応で未だに現金のみの取り扱いの事業も少なくありません。その背景には日本の実店舗では現金決済が中心だったからです。しかし、日本人のクレジットカード保持率は2021年で86%と高い所持率で、インターネットが浸透した現在では依然として高い使用率となっています。(※ブログ末で最新のデータを紹介!)

個人事業者にとって、クレジットカード決済導入の最大の障壁は「手数料4%~7%」という高い手数料でしたが、スマホ決済を導入すれば3%程度に手数料を抑えることが可能です。そして現在ではスマホ決済が主流となり、クレジットカード決済において、決済代行会社を使うメリットはほとんどありません。

また、スマホ決済大手のAirペイ(エアペイ)は決済手数料3.24%で、月6回の売上の入金に加えて、Suicaなどの電子マネーにも対応しており、しかもPayPayなどのQRコード決済も利用することができるため個人事業者でも幅広い決済方法に対応できるスマホ決済端末です。

クレジットカード決済導入について悩んでいる方は、その導入手続きや、手数料、支払いサイクルについてお悩みだと思いますので、本日は決済代行会社で15年働いた筆者が、クレジットカード決済について詳しく解説いたします。

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分割・ボーナス払いが魅力の「おてがるPay」のプロの評判と考察

※「おてがるPay」は2023年8月に新規の受付を終了しました。この記事は、過去の記事なのでアーカイブとしてご覧ください。

 

「おてがるPay」とは、株式会社JMSが運営するスマホ決済端末です。スマホ決済としては後発であるために、認知度はAirペイ、STORES決済、楽天ペイ、スクエアの競合各社と比べると、あまり広がっていない印象です。

しかし、JMSはクレジットカードの決済代行業界では老舗で、業界のデータはありませんが、CTA端末型のカード決済導入加盟店数においてはおそらく1番なのではないでしょうか?逆にそのためにスマホ決済の普及に出遅れたのだと筆者は推察します。

「おてがるPay」のメリットはJMSという小規模店舗向けのクレジットカード決済会社の大手の強みを活かしたサポートが厚い点にあり、そのため「分割払い」や「ボーナス払い」を可能にする加盟店の審査や手続きのノウハウや体制がある点であると言えます。

一方で、PayPayなどのQRコード決済に対応していない点は、他のAirペイなどに劣る面があります。

本日は「おてがるPay」について、決済代行会社で15年働いていた筆者が、トコトン詳しく解説いたします。

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対応サポートが厚い「USEN PAY」のプロの評判と考察

USEN PAY(旧:Uペイ)という後発のスマホ決済サービスがあり、

・クレジットカード決済
・電子マネー決済
・QRコード決済(PayPay等)

など、対応決済も幅広く、さらに最新のVISAのタッチ決済にも対応しております。また、USEN PAYはクレジットカード決済の二回払いや分割払い、ボーナス払いにも対応しているので、高額商品を扱う場合には欠かせないスマホ決済と言えるでしょう。

また、運営会社はあの一部上場の大企業USENであり、決済端末の普及は「有線放送サービス」などの営業部隊が、各店舗に回って営業活動を行っているため「導入サポート」が他社よりも手厚いというメリットも大きいです。本日は元決済代行会社で15年働いていた筆者が、USEN PAYについて詳しく解説いたします。

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Suica決済の手数料は1.98%のSTORES決済が最も安い

PayPayや楽天ペイなどのQRコード決済が流行っていますが、実店舗でもっともスムーズ・カンタンに決済できる方式は、SuicaやPasmoなどのFelica系の決済であることは間違いありません。

しかし、Suica導入は小規模事業者にとっては「審査が厳し目」なため、少しハードルが高くなります。そしてSuica導入を検討するならスマホ決済端末の「STORES決済」を導入すべきです。なぜなら手数料が1.98%と、他のスマホ決済と比べて圧倒的に安いことと、STORES決済などのスマホ決済では、下記の

①Suicaなどの電子マネー決済
②PayPayなどのQRコード決済
③クレジットカード決済

3つのキャッシュレス決済を無料で導入することが可能になるからです。※審査はそれぞれ別です。本日は決済代行会社で15年働いた筆者が、Suica決済の手数料についてくわしく解説いたします。

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