導入前に5分で「STORES決済」を理解する評判と考察

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PR:本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

スマホ決済(モバイル決済)の会社は多数ありますが、STORES決済(旧コイニー(Coiney))はその中でもいち早くスマホ決済に参入した日本発のスマホ決済ベンチャーで、クレディセゾンとの提携が決まり一気にコイニー株式会社(現在はSTORES 株式会社)を立ち上げました。

昔は「コイニー」というサービス名でしたが、2020年4月27日より合併相手のブランド名を使用し「STORESターミナル」というサービス名に、そして2020年11月に現在の「STORES決済」というサービス名なりました。

カード決済系の大手スマホ決済に7社には各社特徴がありますが、STORES決済の最大の特徴は5つです。

①使いやすいシンプルなインターフェース
②複数店舗を持つ事業者向きの管理機能がある
③幅広い決済方法「カード決済」「電子マネー決済」「QRコード決済」
④オンラインによるカード決済が可能
⑤「翌々日入金」が国内銀行口座全てに対応

2021年10月には、電子マネーの決済手数料の引き下げ(3.24%→1.98%)を行い、電子マネーに関する決済手数料は業界で一番安くするなど存在感を強くしている印象です。

本日はSTORES決済(旧コイニー)の評判について、STORES決済端末も実際に使ったことのある元決済代行会社に15年働いていた筆者が詳しく解説いたします。

スマホ決済大手7社の中のSTORES決済の特徴は5つ

スマホ決済会社は手数料という観点ではどこも横並びでほとんど差が変わりがありません。STORES決済は手数料が3.24%ですが、競合他社も3.24%か3.25%といった感じで違いはありません。その中でSTORES決済の最大の特徴は下記の5つです。

◆STORES決済の5つの特徴

①使いやすいシンプルなインターフェース
②複数店舗を持つ事業者向きの管理機能がある
③幅広い決済方法「カード決済」「電子マネー決済」「QRコード決済」
④オンラインによるカード決済が可能
⑤「翌々日入金」が国内銀行口座全てに対応

①使いやすいインターフェース!だからアルバイトでもカンタンに使える!

◆STORES決済の画面

STORES決済の最大の特徴は、そのシンプルでカンタンなインターフェースです。筆者は「Airペイ」「スクエア」「楽天ペイ」「STORES決済」「タイムズペイ」など全ての端末を使ったことがありますが、インターフェースが直観的にわかりやすい「STORES決済」が特に使いやすいと思いました。

もちろん他の会社が使いづらいというわけではありませんが、例えば電子マネー決済を行うにしても、上記画面のようにシンプルにタッチして選択する方式になっており、非常にカンタンなのです。

これならば、社員やアルバイトが多い事業者の場合でも、誰でもカンタンに決済をすることができるので、研修の手間が減ります。特に、初めてスマホ決済を導入する事業者は下記のSTORES決済のサイトを見るとSTORES決済の特徴がよくわかるはずです。

STORES決済の公式ホームページ

複数店舗を持つ事業者向きの管理機能がある

複数の店舗を持つ方がスマホ決済を導入するなら、STORES決済が一番良い選択となるはずです。なぜならば複数店舗やフランチャイズ店を管理するためのレポーティング機能などの管理機能が豊富だからです。通常のスマホ決済であれば、各店舗ごとにそれぞれの管理画面を使うので、本社側としては売上の把握がしづらいなどの問題がありました。

◆STORES決済の複数店舗管理機能

・複数店舗の売上・入金情報の一括取得
・多店舗・フランチャイズ店舗管理
・一括入金

この管理機能はスクエアにもありますが、スクエアの場合は「同じ業種・業態」でなければならず、STORES決済の場合は、例えば本社と支店が違う業種であっても対応可能です。また、連携において「2回以上の分割払い」に対応しているのもSTORES決済の特徴です。※分割払いの場合はVISAかMasterのみ

また、STORES決済はAPI連携や基幹システムとの連携など、大手向けのカスタマイズも行っており、多店舗展開している企業でスマホ決済導入を検討している場合は、STORES決済に相談すると担当がついてヒアリングしに、相談に乗ってくれるはずです。下記ホームページより問い合わせてみてください。

STORES決済の公式ホームページ

③オンラインによるカード決済が可能

STORES決済は、実店舗だけでなく、オンラインでクレジットカード決済を行うことができます。それが「STORES請求書決済」と呼ばれる機能です。下記の3つのステップをご覧ください。

①タブレットやスマホで、お客様用の決済のページ(URL)作成
②お客さんにメールでURL送付
③お客さんがURLから、スマホでクレジットカード決済する

上記はSTORES決済ホームページより画像引用

という、たった3つのステップで、オンライン決済を行うことができるのです。コロナ禍による外出自粛要請が出ていた当時、お客さんが店舗に来れない時にこういったオンライン決済を利用できた点からも、個人事業主とってはありがたい機能です。

このオンライン決済の「STORES請求書決済」については、下記のSTORES決済公式ページで事例などもあわせて確認してみると良いでしょう。

STORES決済の公式ホームページ

④幅広い決済方法に対応!「カード決済」「電子マネー決済」「QRコード決済(中国人向け)」に対応!

STORES決済は、機能をずいぶん拡張しております。カード決済はもちろん、電子マネー決済にも対応しており、SuicaやPasmoなどでも決済することができます。そして、この電子マネーですが、2021年10月より決済手数料が3.24%から1.98%に引き下げとなりました

◆電子マネー(SuicaやPASMO等)の決済手数料が安い!

1.98%<==電子マネーの決済手数料。カード決済は3.24%

Suicaなどの利用の多い、JR駅近くの店舗などには相当嬉しいはずです。また都心の飲食店のランチタイムでは、会計がスムーズな電子マネーが重宝されており、電子マネーの決済手数料が1.98%とというのは業界最安値であり、かなり重宝するはずです。

QRコード決済においては、STORES決済も中国テンセントと提携し、WeChatPay(ウィーチャットペイ)のQRコード決済に対応いたしました。日本ではWeChatは馴染みはありませんが、中国版のLINEといったアプリで、中国では!このアプリとQRコード決済は主流です。

そのため、STORES決済のスマホ決済を導入し、お店にWeChat(微信)対応のシールを貼れば、中国人も安心してあなたのお店で決済することができます。

STORES決済の公式ホームページ

⑤「翌々日入金」の対応が国内銀行口座全てに対応

今まで、翌日入金が可能なのは

◆翌日入金が可能なスマホ決済会社

・スクエア(三井住友銀行、みずほ銀行のみ)
・楽天ペイ(楽天銀行のみ)

だけでしたが、STORES決済も手動操作により翌々日入金が可能になり国内銀行口座全てに対応しました。

・STORES決済(三菱UFJ、三井住友、みずほ、りそな、横浜、千葉等々全ての銀行に対応!)

すでに導入済みの方であっても、端末やアプリがアップデートされて利用可能となりますので、ますます利便性が高まります。翌々日という点では、入金スピードは少し楽天ペイに劣りますが、楽天ペイと違い、楽天銀行である必要はなく、既存の銀行を使える点は、大きなメリットです。

なお、STORES決済にて、手動ではなく自動入金を希望する場合は、月一度の入金タイミングとなります。特に入金を急いでおらず、手動での入金操作が面倒な場合は、自動で入金されます。

STORES決済の特徴は大手スマホ決済の中で珍しい「2回払い」と「リボ払い」に対応している点!

STORES決済で忘れてはいけない点はカード決済時に「2回払い※」「リボ払い※」に対応している点でしょう。残念ながら分割払いやボーナス払いには対応していませんが、このようは支払い方法は「Airペイ」「スクエア」「楽天ペイ」など対応しておりません。※VISAとMaster Cardのみ可能です

注意!STORES決済は「エステサロン」「語学教室」「塾」などの継続的役務には対応しておりません!

もし、STORES決済を前向きに考えている方も、下記の事業の場合はSTORES決済を導入することができません。

エステサロン
語学教室

結婚人材紹介サービス

なぜなら、STORES決済は継続的、定期的に決済が発生するサービスは、規約で禁止されております。ですから、この点はスクエアが対応しているので、エステサロンや塾などの月謝のような継続的に決済が必要なビジネスの方はスクエアを導入しましょう。

導入には一定の条件があるので、スクエアの公式ホームページをご覧ください。

スクエアの公式ページ

STORES決済の手数料や初期・月次費用は?

大手7社が公開している情報をもとに、費用に関してまとめてみました。※スマホで見ている方は画像をタップして拡大してご覧ください。

◆クレジットカード決済に関する比較表

比較表①クレジットカード決済の機能比較(202307)

◆決済種類に関する比較表

比較表②決済種類の比較(202307)

◆費用や導入時に必要な情報の比較表

比較表③費用及び導入時の重要情報(202307)

一覧にしてみましたが、手数料はたいして差がないのが現状です。

しかし、何度も言いますが大手スマホ決済会社であれば、かかる費用はどこも横並びで、比較は参考程度になります。

なお、下記記事にて各社の手数料をより詳しく比較解説していますので、STORES決済をご検討の方も是非ご参考ください。

参考記事:「クレジットカード決済手数料1番安いのはどこ?」プロが徹底比較

では、STORES決済のメリットはどこにあるのでしょうか?下記にSTORES決済のメリットをまとめてみました。

STORES決済の他は高額決済も可能!上限額999万9,999

もし、宝石や車などの高価格なものを扱う場合も、STORES決済であれば問題ありません。決済額の上限が999万9,999円となっており、また富裕層などはクレジットカード決済を好むことからも、STORES決済なら、高額商品での商機を逃すことがありません。

レシートを印刷するプリンターが必要!

STORES決済のプリンターは別売りです。楽天などで購入することができます。値段は約20,000円~と機種により違います。Bluetooth対応のものでないといけません。

STORES決済のスマホ決済が向いている店舗は?「複数店舗」や「高額商品」を扱う店舗

STORES決済は幅広い決済方法を持っており、どんな業種にもはまりますが、STORE決済の特徴を考えると「複数店舗」を持つ中規模以上のお店か、2回払いやリボ払いなども対応しているので、高額商品を扱う店舗に特に向いていると考えられます。

これらに該当する場合は、下記ホームページより、キャンペーンなども確認してなるべくお得に導入できないか事前に確かめておきましょう。

STORES決済の公式ホームページ

STORES決済の端末はBluetooth対応のICチップ対応型だからセキュリティーも安心

クレジットカード決済を使う側として不安なのが、スキミング等のカード情報の不正です。それはスワイプ型(カードを上から下へ擦るタイプ)の端末のため起きる不正でしたが、国が主導するクレジットカード取引における実行計画の一つでICチップによるカードを端末にはめる形の端末の導入を推進しています。

STORES決済も2012年当初は、スワイプ端末をスマホのイヤホンにつける端末でしたが、こういった国の動きに早く対応したため、現在ではイヤホン型の端末は取りやめ、ICチップ型のBluetooth端末に切り替えており、セキュリティーにも対応しております。

ライバルのスクエアもICチップ型端末に端末に切り替えましたが、スクエアの端末は「暗証番号入力」ができず。サイン署名させるタイプだけですから、チャージバックが発生します。(暗証番号入力の場合はチャージバックが発生しません)。この点はSTORES決済がスクエアよりも優れている点なのです。

チャージバックがあまり発生しない「飲食」などのサービスを提供する事業は良いですが、チャージバックが頻繁に発生するような「転売目的のユーザーが多いようなビジネス」の方や、思った効果が得られなかったために支払の拒否が発生することのある「エステ業界」の場合は、スクエアよりもSTORES決済の導入の方が、絶対に良いのです。

ただ、エステ業界などはレジ周りのインテリアや雰囲気にも気を使うと思いますので、STORES決済の最新型の端末のデザインは、下記の公式ページより確認してみてください、

STORES決済の公式ホームページ

STORES決済の会社の雰囲気は?事業は上手くいっているのか?

社長がペイパル日本法人の立ち上げメンバーだったり、ECのASP大手の「STORES」とコイニーが経営統合を果たしたことから、社内は金融というよりITベンチャーという社風です。筆者もセミナーなどの恵比寿本社に訪れたことがありますが、ものすごくオシャレなオフィスです。

また社員も服装にこだわりのある方が多く、若い人が多く活気のある印象でした。

STORES決済は社長がやり手でクレジットカードの実行計画にいち早く対応したり、地方銀行と連携したりと次々に手を打っていますが、事業計画ほど売上が伸びていないのが現状です。なぜなら競合各社が次々と市場に参入しており、想定の売上を達成するのは大変だからです。

そういった事情からECカートのSTORESと統合したと推察しています。ECには必ず決済が必要ですから、STORES決済は小売り・流通業の分野でシェアを伸ばせるはずです。だからホールディングスを作って統合したのでしょう。

STORES決済と提携しているセゾングループの狙いは?

STORES決済は多額の資金をクレディセゾンから出資を受けています。それはなぜでしょうか?

クレディセゾンは過去、実店舗の従来のクレジットカード決済端末(大きい端末のことです)の導入が競合大手に比べて大きく出遅れており、その分野では後発でした。しかし時代はスマホ決済の端末に変わりつつあります。

そのためスマホ決済の分野においては早めにSTORES決済に出資してシェアを取りにいったのです。もともとクレディセゾンは、カードの手数料のビジネスより、キャッシングで儲けていたのですが、利息の引き下げがあっため、セゾンとしては生き残りをかけて、STORES決済に出資をした背景があります。

STORES決済のサポート体制は?

筆者はSTORES決済のサポートに関して知識がありませんが、聞くところによると「他社よりも電話がつながりやすい」らしいです。

もちろん要員が確保されているというその背景には、STORES決済社員であれば、相互にナレッジを共有して誰でもどんな質問にも答えられるようにするなど工夫をしているようです。

STORES決済の「審査は通りやすい」は本当?

STORES決済の資料を見ますとクレジットカードの審査が一番通りやすい!というのを売りにしておりますが、実際のところはわかりません。ただ口コミなどを見てみるとそういった面があるのかもしれません。

実際には、STORES決済に審査を申し込むと最短で2営業日で審査が返ってくるので非常に審査が早いです。業界の口コミでは「スクエア」と「STORES決済」は審査が比較的早い印象がありますが、スクエアの場合はあとで「停止」になる場合があるそうです。

実はスクエアの審査が早いのは、審査を事前に行うスキームにはなっておらず、とりあえず端末を渡してしまうスキームであり、その代わりスクエアはリアルタイム監視を行っているので、不正があればあとで「端末を止められる」可能性があります。

そういった意味だと、審査が本当に早いのはSTORES決済ということになるでしょう。

STORES決済のライバル会社はAirペイ!その理由は?

もちろん、スマホ決済の他の大手6社すべてがライバルですが、その中でも端末方式がかぶる「Airペイ」が最大のライバルではないしょうか?なぜならAirペイは「電子マネー決済」にも「中国人向けQRコード決済」にも対応しており、非常に機能がかぶるからです。

これに対して、同じく大手の「スクエア」ですが、暗証番号入力に対応しておらず、最新のスクエアの機種でもICチップ型のBluetooth対応機種ですが、サイン決済にしか対応しておりません。スクエアも大きなライバルですが。この点はセキュリティの面ではSTORES決済の方が安心です。

だだし、スクエアの端末は「まるでApple製品」のようにカッコいいので人気があります。下記が2019年に発表されたスクエアの最新機種です。

スクエアの最新端末のキャンペーンも随時やっているので、下記の公式ページで確認してみると良いでしょう。

スクエアの公式ページ

STORES決済のパートナー戦略は?

例えばAirペイのリクルートには、元々飲食店に強い営業網を持っています。mPOSにはデジタルガレージというWEB広告代理店がついており、食べログとOEM契約を結んでいますが、STORES決済にはそういったものがありませんでしたので、不利な面がありました。

しかし、「ストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社」と経営統合したことから、今後EC事業とのシナジーが出てくるでしょう。

また、STORES決済はスマホ決済端末の中では、POS連携や基幹システムの連携などが行えることもあり、大手事業者向きの決済端末と言えますし、大手に使用されることで、STORES決済に入ってくる手数料も増えるため、競合他社とは違う戦略を取っている印象です。

STORES決済の導入のまとめ

手数料が横並びで、差別化しづらいスマホ決済の業界ですが、STORES決済を導入するメリットは、

①使いやすいシンプルなインターフェース
②複数店舗を持つ事業者向きの管理機能がある
③幅広い決済方法「カード決済」「電子マネー決済」「QRコード決済」

です。どんな業種ともマッチすると思いますが、とくに「大手事業者」や「高額商品」などを扱う事業者にはSTORES決済が有力な選択肢となるはずです。キャンペーンなど随時展開しているので、導入前には下記ページよりご覧ください。

STORES決済の公式ホームページ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

手数料が3.24%のクレジットカード決済ならAirペイが断トツでおススメ!

クレジットカード決済を導入する時にどうせなら、Suicaなどの電子決済に対応している方がいいですよね!Airペイなら、クレジットカード決済と電子マネー(Suica)の両方が導入できます!しかも振込手数料が0円です。

そしてスマホ決済だから、カード手数料がたった3.24%

詳しくは下記バナーより公式サイトをご覧ください!




AirPay(エアペイ)公式ページはこちらから

SNSでもご購読できます。

コメント

  1. もり より:

    エアペイもアリペイ、ウィーチャットペイも対応しています!

    1. 元決済代行会社の筆者 より:

      コメントありがとうございます!修正いたしますね!非常に助かります。

もり へ返信する コメントをキャンセル

*