クレジットカード審査でよくある8つのウソ!バレる嘘とバレない嘘

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クレジットカードを作るために、審査が通らないからといってウソをつきたくなることもありますよね。例えば

「年収をちょっと水増ししてもバレないかな?」
「無職だけど、前の会社を勤務先に書いてもいいよね!」
「免許拾った!この人に成りすましてクレカ作ろう!」

といったウソです。結論から言えば、ほとんどのケースでクレジットカード審査時のウソはバレますし、まして拾った免許証で「他人になりすましたり」すると最悪の場合「私文書偽造」や「詐欺罪」で捕まることもあります。ただ、一方で下記のようにカード会社が見抜きづらいウソも存在します。

「離婚したけど、旧姓を使ってみよう!」
「一人暮らしだけど、実家の住所でクレジットカードを作ろう!」

なぜなら、既婚の可否や勤続先などカード会社はCICやJICCという個人信用情報機関のデータベースや、カード会社の持っているデータだけでは、「居住場所」や「既婚歴」など見抜けない項目があり、条件が整えば審査を有利にすることが可能だからです。

本日はクレジットカード審査に詳しい業界人の筆者が、クレジットカードを作る際、

・ウソをついたらどうなるか?
・ウソはバレるか?バレたらどうなるか?
・どんなウソなら通るのか?

といった点を8つのよくあるウソの事例をもとに詳しく解説するので、クレジットカードを作るコツとして最後まで読んでいただければと思います。

クレジットカード審査でよくある8つのウソ

まず、クレジットカード審査のウソといってもいろんな種類があるので、よくある8つのウソを並べてみたので、気になる項目をクリックしてみてほしい。

【①名前でウソ】離婚したけど、旧姓(前の夫の名前)でクレジットカードを作るのはバレずらい!
【②住所でウソ】をついても、郵送されるカードを受け取れないから意味がない!
【③住所でウソ】一人暮らししているけど、実家の住所でクレジットカードを作る場合は、条件次第でバレない!
【④勤務先のウソ】クレジットカード欲しさに勤務先のウソをつくのはバレる!
【⑤年収でウソ】クレジットカード欲しさに年収を水増しすることはバレる場合とバレない場合がある!
【⑥他社の借入のウソ】他社の借入があるが、クレジットカード欲しさに「なし」にするのはすぐバレる!
【⑦親の許諾でウソ】「親の許諾」がないのに「あり」というウソはカード会社にバレます!]
【⑧他人になりすまし】拾った免許を使い「即日発行」のカードを作るのは、バレて警察に捕まります。

【①名前でウソ】離婚したけど、旧姓(前の夫の名前)でクレジットカードを作るのはバレずらい!

基本的に、離婚して「苗字が変わったり」「居住場所が変わったり」といった場合、カード会社はそれを見破ることができないため、バレないことが多いです。ただし、カード会社に提出する本人確認書類が、離婚前(旧姓、旧住所)のままであり、郵送されたカードを前の夫に受け取ってもらう必要があります。

そのため、離婚して収入が不安定な女性は離婚前の情報でクレジットカードを作っておくことによって、離婚前の信用情報がそのまま審査に使われるので、ウソがバレずにクレジットカードを作れることがあるようです。

例えば、このケースを使うことに適しているカードは「エポスカード」です。エポスカードには便利なサービスとして、家を借りる際に「連帯保証人を頼める人がいない」「頼みにくい」…方のために、エポスカードが連帯保証人となってくれる家賃保証「ROOM iD」サービスがあります。

離婚をして新しい家を探す際、まずは離婚前の情報でエポスカードを作っておくことによって、スムーズに新しい家を探すことができることがあるようです。

【②住所でウソ】をついても、郵送されるカードを受け取れないから意味がない!

お金に困っている人が、インターネットでクレジットカード欲しさに住所でウソをついて、クレジットカードを作れたとしても、クレジットカードは郵送で届きます。

ただの郵送ではなく「本人限定受取郵便」という方法なので、郵便局の人に対して本人確認書類の提示をしないと、クレジットカードが受け取れません。

仮に、ウソをついた住所の郵便ポストで、クレジットカードを待ち受けたところで、その住所が記載された本人確認物を持っていないので、クレジットカードは受け取れるものではありません。

【③住所でウソ】一人暮らししているけど、実家の住所でクレジットカードを作る場合は、条件次第でバレない!

一人暮らしのフリーターなどがクレジットカードを作る場合、収入が不安定な要素があるために、クレジットカードが作りづらい背景があります。しかし、クレジットカードを作る際に、住所を実家にして、クレジットカードを作れば、カード会社はそれを見抜く術がありません。

実家暮らしであれば、家賃がかからないなど経済的な面や支払いが滞っても回収することができる可能性が高いことも考慮されて、審査が通りやすくなります。

インターネットではなく、ショッピングセンターやアコムの自動契約機(むじんくん)で申し込みをする場合、手続きの段階で本人確認物を提示するため、その場でクレジットカードを受け取ることや、郵送の場合は書留で郵送され、家族を通じてカードを受け取ることができます。

ただし、これには条件があります。免許証などの本人確認書類が、実家のままであり、勤務先が実家から通える範囲である必要があります。例えば、実家の住所が福岡で勤務先の電話番号が東京(「03」から始まる)であれば、ウソはバレてしまいます。

【④勤務先のウソ】クレジットカード欲しさに勤務先のウソをつくのはバレる!

クレジットカードの審査を通すために、無職にも関わらず、昔の勤務先電話番号や、友人の会社名で申し込む方がおります。しかし、バレるのでやめておきましょう。なぜなら、カード会社は、勤務先に在籍確認の電話をすることもあるからです。

クレジットカードが作れないばかりか、ウソをついた履歴がカード会社はずーと残り、CICやJICCといった信用情報機関にも半年間情報が残り、今後カードをもっと作りにくくなります。

【⑤年収でウソ】クレジットカード欲しさに年収を水増しすることはバレる場合とバレない場合がある!

結論から言えば、年収の水増しはカード会社にバレる場合とバレない場合の両方があります。

まず、バレる場合ですが、クレジットカードの審査する際、信用情報機関(CIC、JICC)に登録されている年収と照らし合わせた時「んん!年収がずいぶん違う?」と疑問を持たれてしまいます。

しかし、ここは微妙で、勤務先が当時と変わった場合は、給与が上がった可能性がありますし、勤務先が同じ場合は昇給した可能性もあります。審査が通るか通らないかは、カード会社の審査基準によって変わってきます。

バレない場合ですが、社会人になってはじめてクレジットカード作る若い方などは、CICやJICCなどの信用情報機関に情報がないためカード会社もその点はわからないため審査が通るやすい背景があります。しかし、勤務先の規模(上場か非上場、売上高)などから、年収も推測することはできます。この辺も審査担当の考え方に左右されますが、カードの審査が通る場合が多いでしょう。

ただ、いずれの場合も、審査が微妙であればカード会社によっては、カードショッピングの限度額を設定する必要がありますから、所得証明を求められることもあり、その場合は結局、バレてしまうことになります。

【⑥他社の借入のウソ】他社の借入があるが、クレジットカード欲しさに「借入なし」にするのはすぐバレる!

例えば、すでに100万円の借入を、消費者金融にあったとします。それでもクレジットカードが欲しいために、クレジットカードの申込書の「他社の借入の欄に”無し”」としたとしましょう。

それでクレジットカードを申し込んでも、カード会社は、個人信用情報機関のCICやJICCという過去の借入などがわかるデータベースにアクセスして審査するので、一発でウソがバレます。

また、借金を滞納してなかったとしても、ウソをついたという事実は審査に非常によくない影響を与えますから、カードを作りづらくなりますし、さらにウソをついたという情報は、カード会社の履歴にずーと残ります。

【⑦親の許諾でウソ】「親の許諾」がないのに「あり」というウソはカード会社にバレます!

例えば、入会特典狙いのケースです。

スマホのゲームで通常課金をしなくてはならないところ、クレジットカードを作ることでゲームの有料ポイントがもらえたり、Tポイントなどポイントたくさんもらえるキャンペーンが、カード会社各社でよくあります。

このポイント目当てで18歳、19歳などの未成年が親の許諾がないのに、カードの申込書に「親の許諾がある!」とウソをついてカードを申し込むケースがよくあります。

しかし、これはすぐにカード会社にバレることになります。なぜなら未成年者がクレジットカードを作る場合は、カード会社から親に必ず電話をしますから、その際にすぐカード会社にも親にもバレます。だからカードは作れません。

この場合、カード会社に訴えられるなどの措置はありませんが、申し込みをしたカード会社にウソをついたという情報が永久に残ります。カード会社が使っているCICやJICCには半年間情報が残ります。こう考えると、リスクが結構大きいといえるでしょう。

【⑧他人になりすまし】拾った免許を使い、本人になりすまして対面申込の「即日発行」のカードを作るのは、バレて警察に捕まります。

拾った免許を使い、本人になりすまして「最短即時発行」のカードを作るのは、バレて警察に捕まります。

財布を拾って、その中に入っている免許証を使い、本人になりすましてカードを作る犯罪者がいます。犯罪者は、クレジットカードを作るのが目的のものいれば、入会特典狙い(商品券など)をもらうのが目的です。

しかし、身分証明書を紛失した本人が、紛失をしたことを信用情報機関(CIC、JICC)に登録されていたり、カード会社も全国でこういった詐欺が行われており、スタッフは防犯トレーニングの教育がされています。

また免許証は最強の身分証明書と言われており、写真と実物が異なれば、すぐカード会社の審査部門や警察に連絡されます。

実際に捕まると、警察の留置所に連れていかれます。カード会社が被害届を出した場合は、そのまま捕まります。そして、詐欺をやった記録は、カード会社のデータベースはずーと残り、CIC、JICCには半年間記録が残ります。

よくウソをついてカード申し込みされる項目とは「名前」「住所」「電話番号」「勤務先」「年収」

これらの項目で、ウソをついてもすぐにカード会社に見破られます。カード会社には審査部門があり、

◆カード会社のチェック手法

・信用情報機関(CIC、JICC)の情報と整合性をとる
・カード会社のデータと整合性をとる
・勤務先や自宅に電話する
・収入証明書の提出を求める

といったチェックを行っており、ウソを見破られないのは困難です。

信用情報機関(CIC、JICC)に登録されている情報を把握しておこう!

この記事を読んでいる方は「どんなウソがバレるのか?」心配であるはずだから、信用情報機関に登録されている情報を紹介しておきます。つまりここに登録されている項目であれば、一発でウソがバレるということです。

今から紹介する①~⑤の信用情報機関の情報は契約期間中および契約終了後5年以内は登録されています。

①本人を識別するための情報

・氏名
・生年月日
・性別
・郵便番号
・住所
・電話番号
・勤務先名
・勤務先電話番号
・公的証明書番号等(免許、パスポート、健康保険証等)

②契約内容に関する情報

・契約日(カードやキャッシングなど)
・契約の種類
・商品名
・支払回数
・契約額(極度額)
・契約終了予定日
・登録会社名等

③お支払いに関する情報

・報告日
・残債額
・請求額
・入金額
・異動(延滞、保証履行、破産)の有無
・異動発生日
・延滞解消日
・終了状況等

④割賦販売法対象商品(携帯電話など)のお支払い状況に関する情報

・割賦残債額
・年間請求予定額
・遅延有無等

⑤賃金業法対象商品(カードローンなど、※銀行カードを除く)のお支払い状況に関する情報

・確定日
・貸付日
・出金額
・残高
・遅延の有無

ウソがカード会社にバレにくいケースは「居住情報」や「結婚」などの、個人信用情報機関で把握しづらい情報

例えば、離婚したのに、結婚しているままでクレジットカードを作ったり、独り暮らしなのに、実家の住所で登録することは、カード会社も非常に把握しにくいため、ウソを見破ることができません。

ただし、これには条件があり免許証などの「本人確認書類」が、旧住所、旧姓のままであることが条件となります。

ウソがバレたらどうなる?最悪「私文書偽造罪」「詐欺罪」で捕まります。良くても「ウソ」をついた事実がデータベースに残る

もし、拾った免許証などで、本人になりすますような犯罪の場合は、ウソが発覚すると警察が出動することになります。なりすましでよくあるのは「即時発行」の場合です。

また、クレジットカード欲しさではなく、入会特典(商品券など)欲しさにウソの情報を使いクレジットカードをつくる不正者がたまにいますが、ウソがバレると警備員をよばれ、やがて警察もやってくることになります。

カード会社が被害届を提出すれば、「私文書偽造罪」で逮捕されます。なりすましではなく「年収」などもウソをつくと、刑事罰は受けませんが、カード会社のデータベースと信用情報機関(CIC、JICC)に「ウソ」をついた履歴が残ります。

CICやJICCは半年間は情報がのこり、カード会社には永久に情報が残ります。つまり、いくらクレジットカードや、入会特典が欲しいといっても、ウソをつくと大変なことになります。

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