マーケ担当が喜ぶスマホ決済「QUOカードPay」の評判と考察

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QUOカードPay(クオカードペイ)は、端的に言えば「QUOカード」のデジタル版であり、メールやLINEなどでURLを送付すれば、それを受信したユーザーが、個人情報の入力なしで、すぐにスマホ決済の「QUOカードPay」として利用できるもので、企業が利用するキャンペーン特典やアンケート謝礼品には最高のデジタルギフトと言えます。

なぜならば、マーケティング活動の一環で行う特典や謝礼などは多くの当選者(または協力者)に対して、送付するために「宛先管理」や「発送処理」に手間と時間がかかるため非常に面倒なものですが、QUOカードPayならば、当選者にURLを送付するだけなので、手間がかからないというマーケ担当者には嬉しい、大きなメリットがあるからです。

本日はスマホ決済として誕生したQUOカードPayを使った場合に、企業にとってどのようなメリットやシチュエーションが考えられるのかを、企業でマーケティングを担当していた筆者が解説いたします。

QUOカードPayを使うたった3つのステップ

ユーザーがQUOカードPayをどのように利用するのか?最初に解説しましょう。下記の写真をご覧いただくとわかるとおり、QUOカードPayの使い方は非常にカンタンです。

ステップ①LINEやメール等で「QUOカードPay」のURLを受け取る
ステップ②ChromeやSafariなどのブラウザーでURLを表示する
ステップ③開いたページを店員に見せて、支払いをする

画像引用先:3ステップで使える簡単便利なデジタルギフト

QUOカードPayは「専用アプリ※」すら必要とせず、LINEやメールで受け取ったURLをタップして表示するだけで、ローソンなどでQUOカードとして買い物をすることができます。(※専用アプリもあります)

ここまで操作がカンタンですと、受け取る方にもQUOカードPayの使い方の説明すら不要となります。

 

QUOカードPayを利用する5つのメリット

メリット①「QUOカードPay」への登録は個人情報が全く必要ない!

PayPay、LINE Payを使う場合は、下記のように

◆PayPayやLINE Payのアカウントを作る際に必要な個人情報

・氏名
・電話番号
・メールアドレス

などの個人情報の入力が必須ですが、QUOカードPayは個人情報入力が全く必要なく、取得したURLをクリックして、ブラウザーやアプリを開くだけで、決済することができます。

メリット②LINEやメール等でURLを送付するだけで気軽に誰にでもプレゼントすることができる!

QUOカードPayは購入(取得)すると、URLが発行されますので、そのURLを、ギフトをしたい人にLINEやメールの文面に貼り付けるだけで、あらゆるメール・メッセンジャーツールでQUOカードを贈ることができます。

◆QUOカードPayを贈ることのできるツールの例

LINE
facebookメッセンジャー
Instagramメッセンジャー
TwitterのDM
Chatwork
Slack
Teams
メール
SMS(ショートメッセージサービス)※ガラケーは不可

つまり、QUOカードPayのURLを送付するだけでなので、相手がどんなツールを使っていても、送付できることができるのです。LINE Payなども送金することができますが、当然双方にLINEアプリが必要ですが、QUOカードPayは、専用アプリを必要としないので、より自由にQUOカードのポイントを贈ることができます。

メリット③現金と一緒に使えるから、スマホ決済の残高を気にしなくて良い!

ユーザーがスマホ決済のPayPayやLINE Payなどを利用する時は、スマホ決済の残高と現金と一緒に支払うことができません。

そのためPayPayやLINE Payでは残高が足りない場合はチャージをするか?残高内で支払いを済ませなくてはなりません(厳密に言えば、お店によってPayPayなどのスマホ決済分と現金分を会計を分けてくれるケースがあるかもしれませんが、ここでは例外と考えます)。

その点、QUOカードPayなら現金との併用が可能ですから、現金を持っていれば、スマホ決済の残高を気にしなくても、使い切ることができます。

QRコード決済型のスマホ決済アプリは、チャージをしないと残高があまりますので、たまにしかスマホ決済を使わないユーザーは、残高を使いきっていないと損した気持ちになりますが、QUOカードPayであれば、そういったこともないため、貰う方も非常に使い勝手が良いのです。

メリット④企業の「キャンペーン特典やアンケート謝礼」としてQUOカードPayが非常に使いやすい

企業のマーケーティング部などでは、販促活動のために「キャンペーン」や「アンケート」などを実施しますが、施策を実施のために「キャンペーンの特典商品」や「謝礼」をユーザーに送付するのは結構面倒な仕事です。

しかし、QUOカードPayならば対象ユーザーのメールで、URLを送付するだけなので手間がかからず非常にカンタンです。企業が大量枚数のQUOカードPayを購入する時は、下記のようなCSVファイルが納品されるため、そのURLを対象ユーザーに送付するだけです。

◆「QUOカードPay」から納品されるCSVファイルイメージ

画像はQUOカードPay資料より

このCSVファイルのデータを企業がつかっている「メルマガ配信システム」にインポートするデータの文面に「置き換え文字」を使って、読み込む設定にすれば、通常のメルマガ運営と同様の手順で、キャンペーン特典の発送やアンケート謝礼をカンタンにおくることができるのです。

メリット⑤「QUOカードPay」はリアル(ローソン、吉野家)で使えるお店が多数ある!

Amazonギフト券は、使える場所がAmazonなどのECサイトに限られていますが、QUOカードPayは、リアル店舗で使える強みがありますので、どんなユーザーでも喜ばれるというメリットがあります。

例えば、日本ではAmazonユーザーと楽天市場、Yahoo!ショッピングあるいは他のECサイトの利用者は、併用はせず、お気に入りのプラットフォームを使用しております。下記をご覧ください。

◆Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの利用率(2018年)

データ引用記事:「アマゾン」「楽天市場」が約4000万人で拮抗、「Yahoo!ショッピング」は2645万人【ECサイト月間利用者数】

日本国内では、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの利用者が別れており、Amazonギフト券を贈っても、楽天市場ユーザーであった場合は、わざわざAmazonに登録しないと利用できないので、せっかくギフトを送っても使われないケースもあるのです。

その点、QUOカードPayはローソンなどの有名小売店で利用することができるので、どんなユーザーでも喜んで使ってもらいやすいメリットがあります。

参考ページ:QUOカードPayの使えるお店はこちら

ちなみに、これからデジタルギフトを法人としての購入を検討している方は下記の表を見て検討してください。下記は、各会社の資料を独自にまとめたものです。

◆QUOカードPayと「Amazonギフト券」「LINE POINTS」と比較

企業が「QUOカードPay」の5つの利用シーンを解説!

シーン①企業の販促(キャンペーン)に使う

QUOカードPayを使うのでしたら、先に述べたように「完全なデジタルギフト」のために、販促に使うのが非常に相性が良いでしょう。なぜなら企業のキャンペーン活動多くの手間や労力がかかります。そのため出来れば使うギフトも管理しやすく、ユーザーに配送しやすいものが一番良いのです。

特にTwitterキャンペーンと相性がよく、リプライ&いいねをしてくれた当選者アカウントにTwitterのDMで、当選者に「QUOカードPay」をそのまま返信すれば良いだけだからです。

また、不動産事業や英会話事業などのマーケティング担当者であれば、来店促進キャンペーンに使うのも手軽で良いでしょう。来店者に対して、個人情報をもらい、その場で(後でもOK)QUOカードPayを送付することもできるからです。

シーン②オンラインアンケートの謝礼で使う

QUOカードPayは完全なデジタルギフトであるために、オンラインと相性が非常に良いです。販促活動の分析のために、オンラインでアンケートを行う場合は、謝礼の相場は500円程度※です。

マクロミルのオンライン調査の謝礼相場

QUOカードPayで事前に用意しておけば、メールアドレスに送付するだけです。また、消費財などは主婦層などが多く、ターゲット層を考えるとAmazonギフト券よりもQUOカードの方が喜ばれる傾向にあります。(筆者の経験になりますが、逆にリテラシーの高いビジネスマンがターゲットだと、Amazonギフト券の方が相性が良くなります)

シーン③社内インセンティブに使う。管理がカンタンだから

社内のインセンティブとして「QUOカードPay」を使う方法もあります。同じ金券であるAmazonギフト券やiTuneカードだと、しっかり「モノ」を管理しておく必要がありますし、無くなれば顛末書ものですから、施錠する必要があります。

しかし、デジタルギフトであれば、ファイルで管理しておけば、担当者のPCでしっかり管理することができます。また「モノ」ではないため、金券があることを社員に言わなければ社内で盗難にあうこともありませんし、ファイルを暗号化するのもカンタンです。

また、特別な賞を社員に渡す場合でもQUOカードPay購入するときにオリジナルの画像デザインを入れられるので、受賞者がスマホで受け取った時の画面を自由に工夫することができます。

シーン④お詫びの品で使う

企業でサービスを提供していれば、オペレーションミスなどのやむを得ない事情により、お客様にお詫びをしないといけないシーンがあります。お客様にご迷惑をおかけした状況となれば、1000~3000円程度のお品物を提供して謝意を表すべき時もあります。

クレーム処理のコツの一つは素早い謝意の表明です。デジタルギフトであれば、すぐにお客様に送付することができるのです。

そういうシーンならば「メール」でQUOカードPayを速やかに送付することが、事態が早く収束する手助けとなるでしょう。なぜなら、QUOカードPayは、ユーザー自身もスマホですぐに使うことができるからです。

とくに突発的なお詫びで使う品物としては、利便性が高いのがQUOカードPayと言えます。

シーン⑤株主優待に使う

株主優待として「QUOカードPay」を使う利用法です。例えば吉野家などの株主優待は「無料の牛丼チケット」がついていたり、東部鉄道では「東武線ならどこまでも使える電車切符」が有名です。

BtoB企業であれば、このようなBtoC向けのサービスを優待として自社商品では用意することはできませんので、その代替として「QUOカードPay」を利用する方法もあります。

最近では株価や配当金ではなく、株主優待目当ての株主もいるので、自社商品などが用意できなければ、利用店舗が多いQUOカードPayは誰でも気軽に使える金券と言えます

クオカードを法人で購入する場合の2つの注意点

注意点①キャンセルは可能だが、クレジットカード購入の場合は手続きが大変

法人として、大量にクオカードを購入した後で、上司や経営者の都合でキャンセルにする場合は、対応してくれます。銀行振込の場合は、MyPageよりキャンセルすることができますが、クレジットカードの場合は手続きが大変になりますので、キャンセルが発生しないように事前に社内でコンセンサスをとってから購入しましょう。

注意点②「QUOカード」と「QUOカードPay」は使える店舗が違う

実はQUOカードとQUOカードPayは使える店舗が違います。例えばQUOカードはセブンイレブンでも、使うことができますが、QUOカードPayだとセブンイレブンは対応しておらず、大手コンビニではローソンでしが使えません。

もし、QUOカードPayをキャンペーンで使う際は、このような注意書きが会った方が良いかもしれません。

クオカードは「消費税」の誕生とともに生まれた!

wikiによるとクオカードは1989年に導入が決まっていた消費税(当時は3%)によって、1円硬貨など細かいお金の扱いが増えるため、その支払いをスムーズにするためのプリペイドカードとして誕生しました。当時は「日本カードセンター株式会社」として設立され、2003年に「株式会社クオカード」と名称変更しました。

参考Wiki:クオカード

それ以来、QUOカードはあらゆる企業の特典や景品として使われてきた歴史から、日本人であれば、クオカードを聞いた事がないという人はほぼいません。

現在は、住友商事グループの「ティーガイヤ」の100%子会社という位置づけです。歴史のある企業なので、社員はスーツの方が多いのか?と思いきや、商品の説明会でマーケティング部や広報の方をお見掛けしたときは、完全に私服で、カジュアルな印象でした。

また、マーケティング部やシステム開発部は、銀座のWeWorkにオフィスがあり、かなり今風の企業といった印象です(日本橋の本社の法人営業部はスーツの方も多いようです)。

2019年1月より「QUOカードPay」をスタートしたことからQR・バーコード決済事業に参入を始めました。

PayPayやLINE Payといった社会インフラを担うような決済方法というよりは「デジタルギフト」に特化したスマホ決済が特徴で、QRコード決済にはアプリと個人情報の登録が必須となりますが、QUOカードPayにはそれが必要ないために、誰でも気軽に使えるサービスなのが最大の特徴です。

また、ギフトで使われることが多いため「画面デザイン(デジタル券面)」を自由に作れるなど、貰った人が喜ばれるような工夫があります。

クオカード社「QUOカードPay」のライバルは「Amazon」や「LINE」

QUOカードPayのライバルは「Amazonギフト券」や「LINE POINTS」あたりがビジネスモデルが近くライバルとなります。クオカード社と違ってAmazonは世界最大のECプラットフォームであり、LINEは日本で最も利用されているコミュニケーションプラットフォームなので、それぞれのプラットフォーム利用者と相性が非常に良いです。

しかし、一方で楽天市場を使っている人には「Amazonギフト券」はイマイチですし、LINE POINTSは、LINEユーザー全員が使うようなツールにはなっていません。

その点、「クオカード」というブランドは、日本国民なら全員が「金券」として認知しており、またQUOカードPayはプラットフォームに依存せず使うころができるため、大きなメリットがあります。

まとめ:QUOカードPayをこれから購入する企業担当者に

筆者はこの記事で、QUOカードPayのメリットについて解説しましたが、自社のキャンペーンで使う場合は、まずはテストマーケティングを行ってみて、クオカードと、他の特典商品とどれくらい効果が違うか、調査してみるべきです。

例えばTwitterのリプライの反響数や、キャンペーンへの申込数などで、どれくらい効果があるのか?などターゲット層とQUOカードPayの相性がわかるはずです。

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